12月1日に兵庫県伊丹市の飲食店にて発生した、爆発事故で意識不明で病院に搬送された
女性が4日の午後1時40分頃に死亡が確認されました。
同県警伊丹署は業務上過失致死容疑も視野に入れ詳しい捜査を行うとしています。
伊丹市西台「お好み焼きかるろす」で起きた爆発事故
この事故は12月1日の午後7時10分頃、60代の知人男性と店を訪れていた
伊丹市在住の自営業の67歳の女性が、鉄板の上に置かれたガスコンロが突如爆発
意識不明の重体で病院に搬送されたが、4日の午後に亡くなりました。
店主と被害女性の知人男性、更には運良く店の外にいた客の男性には怪我はありませんでした。
事故当時、女性は鉄板の上に置かれたコンロで肉を焼いていたといいます。
その後、爆発音がしたあとに女性が倒れていたとのことで、コンロには穴が空いていたようです。
警察は女性の死因を明らかにしていませんが、胸部に打撲痕があったことから詳しい
司法解剖を行うとしています。
事故があった「お好み焼きかるろす」ってのはどこなの?
事故現場は、兵庫県伊丹市西台1丁目7−13の「お好み焼き・焼肉カルロス」
一時は臨時休業となっていましたが、確認したところ閉業となっておりました。
さすがに、死亡事故が起きてしまっては営業再開は困難だったのでしょう。
事故原因のガスコロンロはどのようなものだったの?
爆発したガスコンロがどういったものか調べてみると
グーグルの店舗紹介用の写真に事故原因のものと同様のコンロが写っていました
まさか熱々の鉄板の上にコンロを置いたりはしないと思いますが
余熱が思っていたほど残っており、コンロの中のガスボンベに負荷をかけ続けた為
ボンベの限界が来てしまい爆発したのでわないかと考えられます。
いずれにせよ警察が明確な爆発理由を公表していない為定かではありませんが
明確な爆発要因が報道された際には追記させていただきます。
しかし、カセットコンロのガスボンベはどの程度の温度で爆発をしてしまうのでしょうか?
少し気になりましたので、事項で触れていこうと思います。
意外と知らないカセットボンベの爆発温度は〇度以上⁉
私達がカセットコンロで使用するガスボンベによる事故は1996年〜2020年まで
死亡事故含めほぼ毎年のように起きている言います。
ではカセットコンロで使用されるガスボンベは何度以上で爆発じてしまうのでしょうか?
参考までに例を挙げると...
- 夏場の自動車のダッシュボード上の温度は70~80℃
- 調理中のフライパンや鉄板の温度は180℃前後
ではカセットボンベは何度で爆発してしまうというと、実は70度以上で爆発するいいます。
ということはいくら粗熱を取った鉄板とはいえ、温度が70度近くあると爆発の可能性は
限りなく高いと言うことです。
ですのでカセットボンベの温度を上げ無いようにする、革製のカバーなどが販売されています。
見た目もとてもおしゃれで、飲食店などは持っていて損はないかもしれませんね。
今後カセットコンロを使用する際には以下のことは絶対にやめましょう!
・カセットボンベを車内に放置する
・カセットボンベを直射日光のあたる場所や熱源の近くに置く
・カセットコンロよりも広いフライパンや鉄板を使用する
・複数のカセットコンロを並べて使用する
・カセットコンロをIH調理器の上で使用する
事故を受けて世間の反応は...

最近の薄型カセットコンロも気を付けないと危ない。
ガスボンベを設置するの部分の方が火元の部分より高いので大きい鍋を使うとガスボンベ部分に鍋が直接当たってしまう。
年末年始で家族が帰ってきたと普段より大きい鍋を使う場合は十分気を付けて。

どんなお店なのか知らないけど使用した鉄板の上でコンロとか危なくて仕方ない。完全に冷えているとかならまだしも、でも一度の食事中に冷え切ることはないでしょう。

火がついてるのに消えてると思って
消さずにカセットコンロを抜こうとして
直前で気づいたことがあるが
火をついたまま抜いてたら
どうなるんだろう

カセットコンロは怖いので自宅での使用はしないと決めている。災害時には便利かもしれないが怖くて。
鍋料理は電気鍋でやってます。

熱した鉄板の上にガスコンロ!
そりゃ危ないわ

お好み焼きの鉄板の上にカセットコンロは、いくらなんでもダメでしょ。
まとめ
伊丹市西台のお好み焼きカルロスでおきた爆発死亡事故についてお伝えしてきました。
寒さが厳しくなり、鍋や鉄板焼のシーズンが到来してきましたが
今一度、火器の扱いには十分注意し安全に使用することを心がけなければいけませんね。
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